パリ五輪内定の陸上女子の中長距離界のエースである、田中 希実選手。153cmの小柄なランナーが「大きな」存在感を見せつける田中 希実選手ですが、南国系の外国人のような雰囲気をもっており、ハーフなの?という話題があり、今回は田中 選手を深堀りしたいと思います。
結論からいうと、ハーフではなく日本人です。
おそらく彼女の持つ端正な顔立ちや褐色の容姿をみて、「ハーフなのではないか」と言われる所以ではないかと思われます。
また田中選手の両親はともに陸上選手同士で、二人ともかなりの実力者であることが判明。その血を引いている田中選手は今後末恐ろし存在となるのではないかと思い検証してみたいと思います。
田中選手のプロフィール
引用:https://www.jaaf.or.jp/gallery/article/20395/?player=130
- 田中 希実(NOZOMI TANAKA)
- ニックネーム:のんちゃん
- 1999年09月04日生まれ
- New Balance所属
- 身長:153cm
- 体重: 41 kg
- 兵庫県出身
- 小野南中(兵庫)→西脇工業高(兵庫)→同志社大学
- 代表歴:2020東京五輪、世界選手権(23ブダペスト、22オレゴン、19ドーハ)日本記録保持種目3000m 1500m 1000m (室内)1500m (室内)1マイル (室内)3000m 5000m 1マイル(ロード)
- 大切にしている言葉:一思(志)走伝(いっしそうでん)
- 憧れる選手:福士 加代子さん
田中選手は、どんな選手?
田中選手の幼少期は、一つのことに集中すると周りが見えなくなる性格で、その頃から徐々に学校に馴染めなくなり、みんなの輪にはいれなることもしばしばあったそうです。そこからは一人で本を読むことが多くなり、黒柳徹子さんの「窓際のトットちゃん」に出会ったそうです。 田中選手は自らの体験とトットちゃんとを重ね合わせており、「そのまんまの自分でいいんだ」、「ありのままの自分でいい」= 走ることが好き。また走ることを通して世界が広がるようなフィーリングをとても大切にしているそうです。走っているときこそが、自分の気持ちに正直に向き合える瞬間でそれが彼女の喜びへと変貌していったようです。またかつて「トラックの女王」と呼ばれた陸上界のレジェンド 福士加代子さんへの憧れがあるとも語っておられました。
「一思(志)走伝」に込められた思い
田中選手は、自分自身を大切にしている人の志は言葉を超えて伝わってくるという意味の「一思(志)走伝(いっしそうでん)」という言葉を大切にしているそうです。
田中選手のご両親
田中 希実選手の父親である、田中健智さんは兵庫県出身で元マラソン選手で3000m障害で日本選手権にも出場するほどの実力者で1993年には第47回福岡国際マラソンで、2時間23分2秒という記録をもっております。また現在は、田中 希実選手のコーチとマネージャーを務めているそうです。 母親の、田中千洋さんは、兵庫県出身ので2002年の名古屋国際マラソンで4位入賞するほど実力者で日本人です。お二人ともトップアスリートだったことから、田中 希実選手は陸上界のサラブレッドでのあったんですね。顔立ちはお父様譲りでしょうか。またスピードの強化をするために父の健智さんと二人三脚で我慢強く結果を追い求めてきた結果、東京オリンピックで日本選手では初となる1500m決勝に進み見事8位入賞という快挙を達成。
田中選手の経歴
直近の経歴を見てみると、2021年の東京五輪で陸上女子1500mで8位入賞し、3月末に豊田自動織機を退社した田中 希実選手は、スポーツ用品メーカー「ニューバランス」に所属することを発表し実業団からプロへ転向。2023年の世界選手権でも見事8位入賞。そのときのインタビューで語った言葉が深すぎると話題となりました。『去年のオレゴン(12位)は虚しく、悲しかった。その悲しみが怒りに変わってこの1年努力してきて、怒りだけでなく“許し”が必要だと色々な支えのおかげで気付けた』
さらに同年5月のレースでも標準記録を突破し女子5000mに加え、2024年6月末の新潟で開催された1500mで4:01.44の大会記録で制し、同時に参加標準記録(4:02.50)をクリアしたため、2種目で五輪出場内定を決めております。田中選手は「自分の力で2種目に出場する権利を勝ち取れたことがうれしい。世界との力関係を見た時に、自分の現在地は勝負するにはまだまだの位置だと思うが、2種目で走れる幸せを感じる大会にしたい」と熱い抱負も語っており、女子1500mと5000mの両種目でのダブル入賞を目標に掲げおります。
「父ともすごく喧嘩をしたりしながら、苦しい修羅場を何回も潜り抜けてきた」と本人は笑顔を見せていた。1500mでは五輪参加標準を突破できなかったが、複数の記録や順位をポイント換算して順位づけする世界ランキングで出場圏内に入り、2種目での五輪出場権を手に入れた。
引用:Web Sportiva
ファッション
2023年の陸上の年間表彰式「日本陸連 アスレティックス・アワード 2023」においても、田中選手が年間優秀選手賞を受賞。オレンジ色の衣装をまとった田中選手は、「ちょっと映えすぎて、他の選手を差し置いてちょっと恐縮だった」とコメントとても清楚でオレンジの衣装がとても似合ってますね。
引用:TBS陸上チャンネル【公式】
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。これまで田中希実選手について紹介をしてきて、
- 田中希実選手はハーフではなく日本人
- アスリートとしてもストイックでとても熱い選手!!
- パリ五輪への挑戦と海外選手とも堂々と渡り合える実力の持ち主
また世界最高峰のダイヤモンドリーグ第9戦・モナコ大会が7月12日に行われ、女子5000mに出場した田中選手は3位となり、世界相手に堂々の走りを見せ、世界で上位争いができる力を証明した田中選手、今後も益々期待が高まることなしです。これからも応援していきたいと思います。