2024年8月30日、ドイツ・ブンデスリーガのVfLボーフムは、イングランド3部リーグ(EFLリーグ1)のバーミンガム・シティから日本代表MF三好康児(27)の獲得を正式に発表しました。契約期間は2028年6月末までの4年間で、背番号は「23」に決定しています。三好は移籍について、ボーフムの公式ウェブサイトを通じて次のようにコメントしています。「ボーフム移籍が決まってうれしいです。ブンデスリーガは最高のスタジアムと素晴らしい雰囲気のある世界最高で最も強いリーグの1つです。ここで自分自身を証明して、僕の技術でチームを助けたいです」
三好康児のキャリアと実績
日本での活躍からベルギーリーグへ
1997年3月26日生まれの三好は、川崎フロンターレの下部組織出身です。2015年にトップチーム昇格を果たした後、北海道コンサドーレ札幌と横浜F・マリノスでプレーしました。
2019年8月、ベルギーリーグのロイヤル・アントワープにレンタル移籍。翌年夏に完全移籍となり、同クラブで公式戦通算92試合に出場し、10ゴール9アシストを記録する活躍を見せました。
イングランドでの経験
2023年夏、三好はイングランド2部チャンピオンシップのバーミンガム・シティに移籍。2023-2024シーズンは公式戦48試合に出場し、7ゴール6アシストを記録する活躍を見せました。しかし、チームの成績不振により3部リーグ(EFLリーグ1)への降格を経験しています。
また移籍にあたって、ファンへ向けたメッセージ
ボーフムでの期待と役割
ボーフムのスポーティングディレクター、マルク・レタウ氏は三好の獲得について次のように語っています。
「コウジ・ミヨシはチームメイトに効果的にスポットライトを当てる方法を知っているとてもクリエイティブな選手だ。技術のレパートリーも豊富で、俊敏性や狭い位置でも遊び心のある解決策を見つけられる。彼はアイディアを生み出すだけではなく、自らゴールも狙える選手だ」
ドイツ大手紙『Bild』は、三好の起用法について以下のように分析しています。
「ペーター・ツァイドラー監督はダイヤモンド型の4-4-2を採用している。ミヨシは攻撃的ミッドフィルダー、さらに1つ後ろの両サイドのポジション、あるいは2トップの一角でも起用できる」
移籍の背景と評価
移籍市場最終日となる8月30日に発表された今回の移籍。ドイツメディア『スカイスポーツ』によると、移籍金は100万ユーロ(約1億6000万円)を下回る金額とされています。
『スカイ・スポーツ・ドイツ』のパトリック・バーガー氏は、この移籍について「お買い得」と評価し、「まさにボーフムが求めていた選手」と指摘しています。
日本人選手とボーフムの関係
ボーフムには過去に元日本代表MF小野伸二氏や田坂祐介氏が在籍。また、清水エスパルスに所属するFW乾貴士、マジョルカに所属する日本代表FW浅野拓磨も同クラブでプレーした経験があります。
気になる、三好康児とは?
- 三好康児の実家はどこですか?
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神奈川県川崎市出身で、多摩川沿いに実家がある
- 三好選手は、結婚されていますか?
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SNSで2021年9月に結婚発表「これからは夫としてより一層責任を持ち…」
- 気になる年俸は?
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2023-2024所属のバーミンガムでは、26万ポンド(約4750万円)
今後の展望
三好康児にとって、ブンデスリーガは欧州5大リーグ初挑戦となります。技術力の高さと創造性を武器に、ボーフムでの活躍が期待されます。日本サッカーファンにとっても、新たな日本人選手のブンデスリーガでの挑戦は、大きな注目ポイントとなるでしょう。
いかがでしたでしょうか、三好選手の加入により、ボーフムの攻撃陣がどのように変化し、チームにどのような影響をもたらすのか。2024-2025シーズンのブンデスリーガでの三好康児の活躍に、今後も注目が集まることは間違いありません。今後の活躍を見守りたいと思います。